俺教

俺の考え方を説く

シンプルなインテリアは富裕層の真似事

 

俺。

最近、家の中に落書きしてあるようなストリートというかスラムみたいなインテリアにハマっている。映画で言うとチャッピーのニンジャたちのアジトみたいな感じだ。前まではシンプルでミニマル、かつ高級感のあるコンクリートモルタルっぽい感じのインテリアが好きだった。

話は変わるが俺は服が好きだ。暇があればしょっちゅう古着屋や服屋に行く。服とインテリアって割と近い位置にあるんじゃないかなぁと思う。服もインテリアもコーディネートとという言葉を使うし、服のコーディネートを考える時とインテリアのコーディネートを考える時のプロセスはよく似ている。オシャレになるためのポイントはいくつもあるが、そのひとつに自分の強みを理解してそれを活かす、というものがある。高身長ならば高身長を活かしたスラッとしたコーデをし、低身長ならば低身長を活かした可愛めのコーデをするという具合だ。もちろんこれを外すのもアリだし、絶対ではない。でも高身長が低身長コーデを、低身長が高身長コーデをするとやはり違和感がある。俺も一時期可愛いサブカルや地雷の要素を取り入れたコーデにハマっていたが、180cmほどの身長がある俺にはどう頑張っても完全には似合わなかった。結局のところ、高いレベルのオシャレを目指すなら分相応のコーデをするのが良いということだ。

これはインテリアにも同じことが言える。日本の家は海外に比べて圧倒的に小さい。シンプル、ミニマルなインテリアというのは「空間」という家具を大量に配置したインテリアスタイルだ。決して物が少ないという意味では無い。もちろん物を減らして家具をシンプルなものにすればある程度はシンプルなインテリアになるだろう。しかしどこか垢抜けない。なぜか。シンプルなインテリアに1番大事なのは空間だからだ。本来シンプルなインテリアは広い空間を活かした海外、そして富裕層向けのインテリアだからだ。根本的に日本の狭い部屋には合わないのだ。服で言えば身長が低いのに背伸びして高身長コーデをしてるようなイメージだ。だが低身長だから、狭い部屋だからダメなのでは無い。低身長には低身長なりの、狭い部屋には狭い部屋なりのオシャレの仕方がある。その解の1つがスラム、ストリート的インテリアだと思う。スラムやストリートはそもそも狭い空間からなるものだからだ。低所得で密集、窮屈。そういったとこから生まれた文化やスタイルが1番マッチしているのは狭い空間であることは言うまでもない。狭い空間には狭い空間に合ったインテリアを選択するべきだと俺は思う。そなとこー