俺教

俺の考え方を説く

人生が楽しくないのはいつもお前のせい

 

お前は普段これもつまらんあれもつまらんと口癖のように言っていないか?ひとつ言わせてもらう。全部お前のせいだ。

 

先日旧友らとテニスをする機会があった。旧友と言っても腐れ縁のようなもので仲がいいとかそういうものじゃない。その日は風が強くてソフトテニサーの我々は大変困った。旧友は風が強くてつまらん、できないと時間の大半をベンチで腐って過ごした。違う。つまらなくしてるのは常にお前自身だ。風の影響を少なく抑えられる方法を模索してみよう、いっそのこと強い風を使った遊びを考えてみよう、そういった考え方ができるかが俺は大事だと思うんだ。

俺は今まで新しい経験をする度に「所詮こんなモノか」という感覚を味わってきた。親からクリスマスプレゼントを貰った時も小学校から中学校に上がった時も初めて彼女が出来た時も初めてセックスをした時も。いつだって「まぁ、こんなもんか」そう感じてきた。でも違う。こんなもんにしているのは常に俺自身だった。楽しむ努力を工夫を怠ってきた俺が悪い。どんなに金があったってどんなに楽しいことをしたって楽しむ気持ちがなければちっとも楽しくない。逆に楽しむ気持ちがあれば何でも楽しくなる。

俺が浪人して周りが大学生になる。大学をエンジョイしてる友達に「出会いがないぜ」と嘆く。「サークルでも入ってみれば?」とスマホを取りだして調べて「こういうのとかどうだ?」と社会人サークルの情報を表示させたスマホを見せてくる。一方大学がつまらんと言っている友達に「普段何してる?」と訊いてみる。「何もしてない。スマホ見て大学行って飯食って寝るだけ。」サークルにも彼は入っていないという。大人になると誰かが勝手に楽しみを用意してくれなくなる。学生の頃楽しみにしていたあの授業も、行事も、大人になれば自分から参加したり企画しないといけなくなる。誰かが楽しいことに誘ってくれるのを待っているだけじゃもうだめなんだよ。受動的に楽しませてもらうんじゃなくて自分から楽しもうとする姿勢がなきゃ人生は楽しくならないんだよ。サークルに参加しなくてもいい。飯食って大学に行くだけでいいじゃないか。授業をたまにはじっくり聴いてみたり、飯もいつものところじゃなくてより近場で安くてうまい所を探してみたりすれば今よりずっと楽しくなるんじゃないか?近所の飯屋を制覇してみたらどうだ?そういった姿勢こそが人生を豊かにするんだよ。

インフルエンサーが発信してるような事をすれば人生は楽しいのか?ランボルギーニに乗れれば人生は楽しいのか?ドバイに豪邸があれば人生は楽しいのか?セフレが100人居れば人生は楽しいのか?親友が100人居れば人生は楽しいのか?イケメンに生まれれば?頭が良ければ?運動ができれば?そうじゃない人生は楽しくないのか?そんなわけないだろ。いつだって楽しむのはお前であり、物事が楽しいか楽しくないかはお前次第なんだ。

 

ちなみに俺は最近鼻かんだティッシュをダーツの投げ方でより遠くからゴミ箱に入れるって遊びが楽しくて仕方ないぞ。