俺教

俺の考え方を説く

ファイトクラブ観た

 

あいま、ぱーふぇくとえいむまん★

 

はい。ファイトクラブ観ました。これは数日前位かな?感想を軽く。ネタバレあり

 

結論。面白い。ただ、ちょっと寂しい。なんでかってね?俺はね?ブラッド・ピットみたいになりたかったのよ。あれはね、男の憧れよ。喧嘩!筋肉!女!酒!煙草!痛み!成長!かーッ!いやー、かっこいい。後半のどんでん返しというかネタばらしは中々面白い。面白いんだけどね?面白いんだけど、あのままもやっと終わらせても俺的には良かったのよ…。反物質主義がどうとか、痛みがどうとか、女がどうとか。そういうことを最後まで続けて我々の凝り固まった価値観を痛快に否定して欲しかった。そのお手製ダイナマイトで痛快に吹き飛ばして欲しかった。そんな熱い、好き嫌いの分かれる映画にしてほしかった、ような気もする…。お前は男じゃねぇ!ケツ掘られてぇのか!今すぐ殴られてこい!もしくは俺がここで殴ってやる!ってさ…。ラストは人格が統合されて、どっちかってゆーとブラピ寄りの形で落ち着いたと思うから一応ブラピは生きてるんだけどさ…。けどさ…。さっきまで殴られてたのに何故か愉快だった。俺ドMかもっ!って思ってたら急に消えちゃった。世間的にはアレだけど、正直中盤までのタイラー(ブラピ)の生き方は男として憧れる。めちゃくちゃ。1度の人生、そこまで振り切る勇気はない。けど、命が人生が3つくらいあったら1つくらいはああいう風に生きてみたいかもしれない。すごくそう思った。なのに、最後の方でいや実は主人公の人格のひとつでしたー、タイラーは現実にはいませーん、あんたの妄想ー、で。しかもエドワード・ノートンのうめぇ1人芝居見せられて。タイラーは、ブラピはあれを劇的に魅せるための前段階でしかなかったのかなって思っちゃいました。メンヘラ男は。彼女の写真やら動画やらを撮りまくって、そのデータを失わないようにバックアップ作業に追われる今も幸せさ。でも愛した女の笑顔は心の奥にしまっておいて、野性味溢れる生き方を命燃え尽きるその瞬間まで貫くそんな男にもなりたかった、なりたい気もするんだ。自分が女々しく思えてきて、テストステロン値が上昇するようなあの感覚が良かった。だから、ちょっと寂しい。あーん、いかないでブラピ〜泣