俺教

俺の考え方を説く

死体撃ちを考える。死体撃ちの対処法

 

どうもAimManです。

 

皆さんは死体撃ちされて辛い、嫌だ、悲しい、と思った事はありますか?僕はあります。もしかしたらFPSプレイヤーなら避けては通れない道なのかもしれません。そんなFPSの問題の1つ、死体撃ち問題について少し僕なりにメスを入れてみたいと思います。

 

まず、死体撃ちとはどういうものか。FPSプレイヤーなら言わずもがなですよね。死体を撃つ行為の事です。これは煽りの1種なので基本的にマナー違反とされています。ただし、これは地域によっても感覚が違いますし、人によってももちろん違います。海外では日本ほどはタブー視されていない印象があります。ただし、死体撃ちをした事で大会からBANされた事例なども耳にしますから、よりオフィシャルな場では海外と言えどもご法度な行為だと言えるでしょう。

 

そもそも何故死体撃ちがマナー違反なのか。実は煽りの文化というものは他のスポーツにも存在します。サッカーで相手チームを煽る、レスリングでリングの上で相手を煽る。それらについては殆ど人が問題ないとの反応を示すでしょう。何故か。

サッカーでの煽りは主にチーム同士での煽りが多いと思います。僕は普段殆どTwitterをやらないので詳しくは知らないのですが、海外のサッカーチームの間で試合前や試合後に相手を煽るような投稿がTwitter上でなされる事があるようです。これは僕も問題ないと考えます。

なぜならそれはチーム同士という母体が大きいもの同士の煽り合いである上、煽りの元となった試合の後も試合が何試合も行われることが確定しているからだと思います。

煽りはお互いの母体が大きくなればなるほど、1人あたりが嫌悪感を抱く確率は少なくなると思います。その煽りは自分1人に向けられたものではなく、全体に対して広く行われたものであるからです。その分、嫌悪感が希釈されます。

そしてもうひとつの何試合も行われるという点。FPSでの試合は基本見知らぬ相手との一期一会の戦いです。対してプロチームは一期一会の試合をする訳ではありません。来月も、来シーズンも、来年も対戦相手のチームと試合を重ねる訳です。全く赤の他人なんかではありませんし、煽られてもやり返す機会が無限にあります。本来スポーツで行われる煽りというのは、相手の闘争心を刺激することで、より試合をエキサイティング!なものにすることです。しかしFPSの一期一会のマッチ上での死体撃ちは、ゲームによってはやり返す機会は全くありません。つまり闘争心のやり場がないので、やられた側は損した気分になります。やられ損です。そもそもやり返す機会がないのだから意味の無い行為です。意味があるとすれば相手を不快にする事だけです。そのあまりにスポーツマンシップ、及びeスポーツマンシップに欠ける行為に批判が集まっているという訳です。

上記の理由からプロ同士が行っている死体撃ちはFPSの一般プレイヤーの死体撃ち問題とは分けて考えられるべきだと僕は思います。

 

ではここからは一般人の死体撃ち問題について考えます。正直言ってどうしようもありません。死体撃ちする人に「するな」と言っても仕方ありません。人間は皆考え方が違うので分からない人に「分かれ」と言っても仕方ないのです。問題はそれをわかった上でどう対処、対応するかです。

「なぜ我々がそんなマナーに欠ける輩にわざわざ対応しなければならないのか」という意見も最もです。でも考えてもみてください。相手を意味もなく煽るような人は多分普通ではありません。オンラインゲームでは向こう側にいる人の顔が見えません。向こう側の人がそこら辺の街を歩いているような普通の人だと思ったら大間違いです。ニート、無職、借金持ち、生活保護受給者、超くせ者のオタク、いじめられている子供、不登校の子供、もしかしたらヤ◯ザやヤンキーのような人もいるかもしれません。(これらの人々を差別する意図は全くありません。)相手はどこの誰かも分からない人です。それも不特定多数の人を煽り散らかしてしまうほどに大きなストレスを抱え、負のオーラを蓄えた、です。あなたも人生のどん底のような気分になった時に誰かに八つ当たりしてしまった経験はないですか?その正に八つ当たりしている最中のあなたのような人が相手としてマッチングしている可能性は大いにあります。それを強く意識してください。

例えばの話ですが、あなたが電車の中で酷く汚れた服を着た目の焦点の合わない男性(特定の人物を意図しているものではありません)に何の謂れもなく急に怒鳴りつけられたとしましょう。あなたはきっとこう思うでしょう。「この人ヤベェ」と。少なくとも怒鳴りつけられて、酷く心痛めたり、悲しんだりすることは無いはずです。その醸し出すオーラや外見、所謂プレコックス感のようなものがあなたと彼の間にバリアを張っているのです。あなたは一瞬で目の前相手が自分とは大きく異なる存在であると理解します。あなたはそのバリアによってその言葉を容易にスルーできるでしょう。

しかし、ネットの相手はどうでしょうか?知らず知らずのうちに顔の見えない相手の姿を普通の人として脳内補完していませんか?普通のお兄さんが自分にブチ切れてきている、死体撃ちをしてきていると考えてはいませんか?違います。相手は普通ではない人です。少なくとも死体撃ちをするくらいには常識が我々とは異なります。リアルでは誰かの発言や行動に心を痛める事なんてほとんどないのに、ネットではどうも心がぐらぐらしてしまう、ダメージを受けやすいという人は恐らく相手を良くイメージしすぎなんだと思います。僕もそのタイプでした。闇金ウシジマくんでも読むといいと思います。今ならyoutubeの公式で無料で見れます。

 

 

それらを踏まえた上で具体的な対処法をあげていきたいと思います。

 

1番は1人でプレイしない。

ありきたりですがこれに尽きると思います。APEXもR6SもVALORANTもチームでプレイできます。チームでプレイできるゲームはチームでプレイしろと開発が言っているようなものです。1人でももちろんゲームはとても楽しいものです。でも対人ゲームは楽しいことばかりじゃない。艱難辛苦を乗り越えて、成長を味わうゲームが対人ゲームです。相手はコンピューターではなく人なので接待プレイはしてもらえません。倒しやすいように難易度を調整してはくれません。自分で調整する事もできません。今はSBMMがあるゲームが多く、以前よりは初心者に優しくなっていますが、それでもかないっこないような相手にボコボコにされる事もあります。ボコボコにされた上に死体撃ちまでされたらたまったものではありません。「趣味なのにこんなに嫌な思いして俺はバカか?」とFPSやゲームを嫌いになってしまう人もいるかもしれません。

でもそんな時に、愚痴の1つや2つこぼせるようなフレンドが居れば、励まし合えるようなフレンドが居れば、見える世界は変わります。ゲームで相手にボコボコにされても死体撃ちされてもまたプレイできます。相手に何されてもフレンドとの時間に夢中なので気にならなくなります。是非、気を許して、いつまでも話していられるような良いフレンドを作ってください。僕にも大切なフレンドがいます。最初はゲームだけ、ネットだけでしたが、今ではリアルでも関わるような仲です。モジパでもDiscordでもTwitterでもいいです。書き込みするなり、投稿するなりしてフレンドを探しましょう。コミュケーションが苦手な人にも、ワイワイやりたい人にも、真面目にやりたい人にも、自分に合う人が必ず居ます。オンラインゲームは家で1人でプレイする事が性質上ほとんどです。でも人は1人では生きていけません。仮にネット上であっても繋がりが必要です。「俺は生まれながらのソロプレイヤーなんだ!」っていう人もこれを見たら、とりあえず何も考えずに1人フレンドを作って一緒にプレイしてみてください。暴言吐いたりデリカシーないような人はダメですよ。優しそうな、話しやすいフレンドを1人作ってみてください。意外といいかもってきっと思います。

 

次は考え方を変えるです。

例えば、死体撃ちはFPSの伝統だと考えてみます。これでも少し楽になります。世の中には理解できない風習や慣習があります。死体撃ちもそういうモノの1つだと考えてしまえば、半ば諦めですが、感情に折り合いがつきます。

他にも挨拶だと考えるのもありです。挨拶はされたら返さないといけません。積極的に返していきましょう^-^

感情を制御する試練と思うのも良いでしょう。死体撃ちされても、煽られても、感情が少しも揺れ動かなくなったら貴方も立派な大人の仲間入りです。感情を制御する能力は人生のあらゆる場面で役立ちます。

後は逆にありがたいと考える、というのも面白いかもしれません。FPSの楽しさは敗北の悔しさと勝利の喜びの落差でできています。緊張と解放です。世の中の娯楽は大抵この仕組みになっています。しかし、回数をこなしていくと、緊張も悔しさも麻痺してきます。勝利しても大して喜びを感じず、敗北しても悔しくなくなってきます。上達の一過程ともとれますが、感情が上下しなくなることは趣味としては物足りなくなってしまう原因にもなります。死体撃ちをされると、ムカついたり、悔しくなったり、悲しくなったりします。つまり感情的にさせてくれるのです。それはある意味では幸福なことかもしれません。感情のこもった戦いはよりエキサイティング!なものになる事間違いなしです。麻痺した感情を呼び起こしてもらった事に感謝してみるのです。活性化した感情のままに熱い戦いを楽しんでください。

 

最後は対人をやらないです。

究極的にはこれしかありません。FPSなんて野蛮なゲームは今すぐやめて、のんびりしたゲーム、どうぶつの森なんかはどうでしょう。きっと心穏やかに日々を過ごせるようになるでしょう。他にも1人向けのアクションゲームなんかもいいですね。HorizonZeroDawnやMGSシリーズなんかは僕のお気に入りです。サイバーパンク2077やStarcitizenも気になってます。CO-OPゲーもアリです。誰かと協力して物事を達成する喜びは社会的な生き物である人間に備えられた機能の1つです。それを満たすことは間違いなく1つの幸せの形です。1部のヘンテコな人に悩まされてゲームを嫌いになってしまうほど悲しいこともありません。ゲームはFPS、対人ゲーだけではありません。適度なストレスは快感を高めますが、ストレスを強く感じすぎてしまう方は自分に合ったゲームライフ、ゲームスタイルをゆっくりベランダで紅茶でも飲みながら模索してみてもいいかもしれません。

対人をやめるまでいかなくても、メンタルや体調、リアルが不調な時はやめておく、という様に少し休憩するのも良いでしょう。

 

 

今回は死体撃ちについて考え、対処法を幾つか挙げてみました。ザクザク書いたので誤りがあったら教えてください。誰でもコメントできますので^-^

皆さんのゲームライフがより良いものになるよう祈っています。

 

AimManでした!